地球温暖化の原因は?

温暖化のしくみと原因

 地球の平均気温は約15℃、1億種もの生物が存在します。一方、金星の表面温度は約465℃、生命は存在しません。
 地球にこんなにもたくさんの生命が住めるのは、大気中に含まれている二酸化炭素やメタンなどが、地表の温度を一定(平均15℃)に保つ働きをしているからです。これらは「温室効果ガス」と呼ばれています。
 この「温室効果ガス」が大量に発生すると、太陽からの熱をためこんで地球の平均気温が上昇し、自然界にさまざまな異変が現れて、地球温暖化が進んでしまいます。その主な気体が、大気にごくわずか(約0.3%)含まれている二酸化炭素(CO2)です。この二酸化炭素は近年急増しており、地球温暖化の大きな要因になっています。
温室効果ガスが増えると・・・

なぜこんなに二酸化炭素が増えるの?

 地球は何億年もかけて、二酸化炭素が大気に放出される量と吸収される量のバランスを作り上げてきました。しかし、人間の活動が活発になったとたん、そのバランスが崩れてしまったのです。その一番の原因が、「化石燃料」を燃やしたことによるものです。
二酸化炭素の主な放出と吸収

「化石燃料」ってなぁに?

 死んだプランクトンなどが、何千万年もの時間をかけて石炭・石油・天然ガスなどの資源になったもの、それを「化石燃料」と言います。この「化石燃料」は、自然の力が生み出した地球の大切な財産です。
 しかし今、人間はこうした財産を地下深くから掘り返し、ものすごい速さで使っています。世界で使われているエネルギーの実に85%以上は「化石燃料」を燃やして作られています。つまり、大昔に長い時間をかけて地中に埋もれた炭素を、人間が急激に大気中に排出しているのです。
■化石燃料に支えられている私たちの生活
照明・冷蔵庫・エアコンなど 飛行機・乗用車・トラックなど 水の使用など
家電製品などに必要な電気の多くは、「化石燃料」などを燃やすことで作られています。 移動や輸送のための便利な道具も「化石燃料」を加工した燃料がなければ動きません。 浄水場、下水処理場などでは「化石燃料」などから作るエネルギーを使って水をきれいにしています。